一般的なお口の中のケアとしては、歯石の除去をおすすめしています。
日ごろの歯磨きだけでは取れない歯石は、唾液の中の成分と歯垢が石化して歯に付着するものです。
専用の機器を使って取り除き、数十分で終わります。普通では気付かない歯や歯茎のトラブルが見つかることがあります。

大人の歯は、上下の歯をあわせて28本あります。
しかし、年齢が高くなるにつれて４割が虫歯、半分は歯周病で歯が失われるといわれています。
歯が失われるのを防ぐために、虫歯や歯周病の予防と治療が大切なのはいうまでもありません。
失う前の早めの治療をおすすめしています。虫歯は、そのまま自然に治ることはありません。痛みを感じたら迷わずご来院下さい。
また、予防には定期的なケアも効果的です。

一般的な入れ歯の調整や製作などと同じく、あごとの位置関係や定着をよくする手術などにも対応しています。
今は人生80年の時代。使い心地のよくない入れ歯は、毎日の生活さえ味気ないものにしがちです。
人は正しく噛むことで脳が刺激され、その働きが衰えるのを防いでいます。噛むことは生きることです。高齢者だからとあきらめずに、これからの毎日を楽しいものにしていただきたいと願っております。

＞＞ご家族様へ
ご家族が入れ歯のことでお悩みのときは、どうぞ当院にご相談下さい。

口腔外科の観点から、口臭の原因やお口の中に現れる健康状態などもチェックいたします。
＞＞最新の入れ歯は、こちらから

• 詰め物や金属質の義歯が気になる
• 口元から見える歯が気になる

治療が終わったはずの歯でも、経年劣化は避けられません。
とくに金属を使った治療では、唾液や食べ物と化学反応を起こし、歯茎まで黒ずんでくることがあります。
詰め物が緩んだり、取れたりすることもあるでしょう。放っておけば、それが口臭や歯周病の原因になる場合もあります。

【30代女性】
口がうまく開かず、食べ物が噛めないと来院されました。事務職だったので、毎日の仕事での肩こりがその原因だと思っておられたようです。
歯周病などの検査から、顎関節症と判明し、現在マウスピースで治療中です。
持病だから仕方がないと思っていた偏頭痛も改善され、改めて『あごの健康は大事ですね』とおっしゃっています。

●歯と口元は、顔の中で目の次に相手の視線が止まるところです。
相手に好印象を与えたいと思うのは自然なこと。口元の見た目をよくする治療法は、健康保険の適用外であることが多いのですが、患者さまにはそれに勝る結果が得られるよう最善を尽くします。